個別指導塾が多くの保護者から注目を集めたのが、お子さんの学力に合わせたカリキュラムを組める事、他のお子さんに合わせるのではなく、お子さんの学習スピードに合わせた指導ができるため、成績向上が見込めるなどの点です。
集団指導の中で明らかに委縮しているお子さんも少なくありません。集団型指導ではやる気のあるお子さんが競争心をだし勉強に取り組んでいますが、その気迫に威圧されてしまったり、先生に質問したくても大勢の中で質問するのが恥ずかしかったりして、結局成績の向上どころか成績を落としていくお子さんもいます。
無理なく勉強させる、お子さんの性格をよく理解してリラックスした中で学力を向上させていくべきです。特に中学受験で出題される問題は難解で解くことが難しい問題が多く出題されます。一人で解かせるとじっくり考え焦らず解く事ができる、でも集団の中にいるとなぜか気が焦って解く事ができないというお子さんもいます。
中学受験の塾の選択では「保護者がお子さんの事を深く理解して選択する」事が重要となるのですが、合格実績などに惑わされお子さんの性格に合わない集団指導を選んでしまう保護者も多いのです。お子さんが本当にリラックスして自分の知識を働かせる環境で勉強させてあげることが大切なのです。
【コンテンツ】
- 中学受験に塾が必要な理由
- 保護者が思う有能な塾とは
- 消極的か積極的か
- 集団指導の利点
- 集団指導の不利な点
- 個別指導の利点
- 個別指導の不利な点
- 小学校の授業と塾の授業
- 先取り教育が必要な理由
- 苦手科目の克服は早めに
- 基礎学力があるかどうか模試で試す
- 低学年から基礎学力を鍛える
- 集団が苦手なお子さん
- 模試で鍛えるテスト力
- 中学受験問題は複雑です
- 経験者に話を聞く事も大切
- 個別指導の利用方法
- わかれば変わるお子さんのやる気
- 1対1、それとも1対複数
- 集団指導は期別講習で利用する
- お子さんをよく見てこだわらず判断を
- 苦手科目が分ったら個別指導をフル活用
- 個別指導塾と保護者の付き合い方
- 進学塾の個別指導利用